
七夕の飾り付けで使われるのは竹か笹がみなさんどっちが正しいと思います?
こんにちはミグです。
この日曜日の7月7日は七夕の日ですね。
保育園に子供を迎えに行くと、園児達が作った笹に飾ってある短冊を見て「夏だな」と思いに老けております。
この笹って竹と違うってこと知ってましたか?
竹と笹別ものなんです。
じゃあ七夕の飾りは竹と笹どっちが正しいのか今回調べてみました
七夕とは

七夕とは日本のお祭りの行事のひとつで、一年間の節句をあらわす五節句のうちのひとつにも数えられます。
毎年7月7日に短冊に願いごとを書いて笹や竹の葉につるして星に願うという行事が今も残っています。僕も子供の頃に願いごとを短冊に書いて葉っぱにつるした記憶があります。
そのほか、おりひめとひこぼしが一年に一回だけ天の川で再会することができるロマンティックな伝説もみなさん聞いたことがあると思います。遠距離恋愛の代表格ですね。
ちなみに「七夕」をみなさん「たなばた」と読みますよね。
実はこれ当て字だそうで、本来は棚機(たなばた)と書くそうです。
「棚機(たなばた)」とは古い日本の禊(みそぎ)行事で、乙女が着物を織って棚にそなえ、神さまを迎えて秋の豊作を祈ったり人々のけがれをはらうというものでした。
選ばれた乙女は「棚機女(たなばたつめ)」と呼ばれ、川などの清い水辺にある機屋(はたや)にこもって神さまのために心をこめて着物を織ります。
そのときに使われたのが棚機(たなばた)という織り機です。
やがて仏教が伝わると、この行事はお盆を迎える準備として7月7日の夜に行われるようになりました。
現在七夕という二文字で「たなばた」と当て字で読んでいるのも、ここから来ていると言われています。
http://www.jishujinja.or.jp/tanabata/yurai/
竹と笹の違いは?
竹も笹も同じイネ科のタケ亜科に属する植物で、一般的には大きものを竹と呼んで、小さいものを笹と呼んでいます。
イルカとクジラの大きさ定義みたいなものですね。
しかし、言葉の由来から大きいものを竹、小さいものを笹となっているのですが、植物学的にはその植物の性質から分類する為、大きさだけで区別はできないようです。
竹と笹を区別する方法は大きくなってからの葉っぱや皮や枝を見ると区別できるようです。
茎の違い
- 竹→皮が剥がれて茎がツルツルしている。
- 笹→枯れるまで皮が残っている。
葉脈の違い
- 竹→格子状になっている。
- 笹→平行になっている。
見た目の他に、寒いところでも育つ笹に対し、竹は育たなかったりと生息環境での違いもあります。
また、笹は日本特有の植物のため、英語でもsasa(笹)と言われます。
七夕に使われるのは竹?笹?
それでは気になる七夕の飾り付けに使用するのは竹か笹かどっちかというと。
七夕の由来などを考えると、竹だそうです。
でも特にどっちがいいという決まりは無いようなので、手に入りやすいものを使って飾り付けしても良いみたいです。
笹も同じ竹の種類の植物ですし、七夕のうたにも「笹の葉さらさら‥」とあるように笹でも問題と思います。
僕の子供の保育園は笹でした。家の近くには竹林があるので家ではそれを使って飾ってます。
まとめ
竹と笹の違いを紹介しましたが、場所によっては両方使われています。
笹はご家庭での小規模な場所で飾るとに適しているのに対し、大きなイベントなどでは竹を使われる事が多いようです。
天に真っ直ぐ力強く伸びる姿から短冊に願いを込め、天に願いを届けるという事で使用されたのでしょう。
この日曜日の七夕の日、飾りつけして天の川を眺めてみてはいかがでしょうか。
では。