9月5日に発生した京浜急行電鉄の脱線事故、トラックが踏切内で立ち往生して電車と衝突した事故です。
このとき、非常ボタンが押されていたらここまでの重大事故にはなっていなかったことでしょう。
この踏切の非常ボタンみなさん押したことありますか?
ほとんどの人が押したことないのではないでしょうか。
押したら後から、電車遅延の莫大な請求がくると聞いたことがありませんか?
結論から言うと、安心して押してください。
トラブルなら損害賠償を請求されることはありません。
今回は【押せ!】踏切内でのトラブル発生!ためらわずに非常ボタンを押して!いたずらでなければお金は発生しないことについて調べました。
もくじ
【押せ!】踏切内でのトラブル発生!
みなさんは実際に踏切内でのトラブルにあったことはありますか?
実際にトラブルにあって冷静に対処する自信はありますか?
踏切内でのトラブルはそう滅多に遭遇することはないですよね。

僕は冷静に対応できる!!
と思っていてもいざその場にいると頭が真っ白になる可能性は高いです。
それは実際に遭遇して対処したことがないためです。
普段、頭では冷静に対応できると思っていてもパニックになりがちです。
なんとかこの場をどうにかしようと試みて、発見が遅れるケースも少なくありません。
【押せ!】ためらわずに非常ボタンを押せ!
実際に踏切内でトラブルが発生した場合どうすれば良いのでしょうか?
踏切の警報機がなっておおよそ30秒前後で電車は踏切を通過すると言われています。
非常ボタンを迷わずに押しましょう。
車のエンジントラブルや、どう考えても踏切内からの脱出が不可能な場合は踏切の警報機が鳴っていなくても非常ボタンを押して、電車や鉄道会社に危険を知らせておくと良いでしょう。
JR西日本 → 「踏切について知ってください。」
非常ボタンを押して電車遅延の損害請求はない
悪質ないたずらでなければ損害賠償を請求されることはありません。
このことは意外と知らない人が多いのではないでしょうか?
また、知っていても「自分でなんとかできる」とか、「迷惑をかけてしまうから」という考えからなんとか自力でどうにかしようとしてしまいがちですが、重大事故に繋がることなので非常ボタンをまず押していち早く電車に知らせることが先決です。
当事者は特に、焦って冷静な判断ができないことが多いので周囲の人が危険を察知して非常ボタンを押してあげることも重要です。
もしいたずらで押した場合…
ふざけたいたずらで非常ボタンを押して電車を遅延させてしまった場合は、刑罰と損害賠償が考えられます。
刑罰について
「威力業務妨害罪」で処罰される可能性があり、威力業務妨害罪とは、威力を用いて人の業務を妨害する行為のことで、威力とは、人の自由意思を制圧するに足る勢力の使用を言います。
この威力業務妨害罪が成立すると、3年以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられるそうです。
損害賠償について
電車が緊急停止したら、運行再開までの時間電車は停まります。
それだけではなく、その後のダイヤにも影響が発生します。
その結果、鉄道会社は対応に当たる職員や替わりの電車の費用等の損害が発生します。
非常事態でもないのにいたずらによって非常停止ボタンを押して、鉄道会社に損害が発生した場合は、その損害を賠償しなければなりません。
いたずらはやめましょう。
まとめ
今回は【押せ!】踏切内でのトラブル発生!ためらわずに非常ボタンを押して!イタズラでなければお金は発生しないことについて調べてみました。
いたずらで非常ボタンを押さない限りはお金を請求されることはないので危険回避のために非常ボタンを押しましょう。
トラブルに巻き込まれないことに越したことはありませんが、もし踏切内でのトラブルが発生したらまず非常ボタンを押して電車に危険を知らせること。
とっても大事です。
必要な処置を講じて踏切内からの脱出を試みましょう。